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スギ花粉症に対する舌下免疫療法

6月1日より、治療を開始いたします。

スギ花粉症に対する舌下免疫療法を、2015年6月1日より当院でも開始いたしております。
舌下免疫療法について、リンク先のサイトも大変わかりやすく、参考になります。
どうぞご覧下さい。
予約は必要ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

*12月~5月の間は、花粉飛散時期につきスギ花粉症に対する舌下免疫療法は開始できません。


スギ花粉症に対する舌下免疫療法

2014年10月より、スギ花粉症に対する舌下免疫療法治療薬が保険適応となりました。
当院では、6月1日より舌下免疫療法を始めます。

受診の際は、予約は必要ありません。
初回受診時には治療を受けるためにアレルギー検査やファイバー検査などが必要になります。
もし2年以内にアレルギー検査を施行し、その結果をお持ちの方は、ぜひご持参ください。
また、現在内服薬がある方は、お薬手帳などもご持参ください。

ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。


舌下免疫療法の注意点

①治療を開始して、すぐに効果があるわけではありません。

 スギ花粉が飛散していない時期も含め、長期間(3~5年)の治療が必要です。治療薬の服用を毎日続ける必要があります。

 ②すべての患者さんに効果があるわけではありません。

 約2割の患者さんは、治療を行っても効果が実感できなかったと報告されています。

 時間をかけて、徐々に効果の出てくる治療法ですので、治療開始後、最初のスギ花粉症シーズンでは効果が乏しいかもしれません。2年治療を継続しても症状の改善がない場合は、それ以上続けても効果は乏しい可能性が高いようです。

 ③アナフィラキシーなどの副反応が起こる可能性があります。

 アレルギーの原因物質(アレルゲン)を投与するため、アレルギー症状が出ることがあります。頻度が多いものとしては、口の中のかゆみ、腫れなどの比較的軽いものです。頻度は非常に低いのですが、重篤な副反応としてアナフィラキシーショックや喘息などがあります。

 副反応が出やすい時期は、

 1.服用後30分

 2.治療開始後1ヶ月

 3.スギ花粉症飛散時期

 そのため、スギ花粉飛散時期(おおよそ12月~5月)の治療開始はできません。

 ④免疫療法に適さない方。

 喘息のある方

 多数のアレルギーがある方

 抗癌剤治療、免疫抑制剤やステロイドを使用している方

 心臓の病気がある方

 高血圧などでβブロッカーを内服している方。


舌下免疫療法に関する参考サイト


当院のブログ「じびログ」に簡単ではありますが、スギ花粉症に対する舌下免疫療法について記載しましたので、どうぞご覧ください。

また下記サイトの「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」、「スギ花粉症に対する舌下免疫療法とは」では、免疫療法についてさらにわかりやすく解説されておりますので、ぜひご覧下さい。
特に、ゆたクリニックの「スギ花粉症に対する免疫療法とは」は、非常に参考になります。

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